自宅で簡単にできる!カラーの前処理方法を毛髪診断士が伝授!!

こんにちは!毛髪診断士の鈴木です。

今回は、自宅で簡単にできる!カラーの前処理方法について、お話ししたいと思います!

●一般的なカラーリング(アルカリ又は弱アルカリカラー剤使用(白髪染めも))の場合

※美容室で行うカラーの前処理とは・・・(画像-1)のように、カラー剤を塗布する前に、髪全体に、きちんとムラなくナノ化CMCやPPTを塗布する工程です。

(画像-1)

カラーの前処理がなぜ、必要か?というと、もし前処理をしなかったら、カラー施術は、高アルカリによ る膨潤状態に髪が浸されるために、浸透圧の差により髪内部のCMCやケラチン等が溶出され、洗浄時(シャンプー時)に外部に流出してしまうからです。

そこで、髪内部の栄養分の溶出を極力避けるために前処理が必要になります!

CMCについて詳しくはコチラ

PPTについて詳しくはコチラ

ケラチン(髪の構造)について詳しくはコチラ

今現在は、ほとんどのサロンさんで、カラーの前処理をされていると思いますが、新規でカラーをされるお客さんにカウンセリングをしていると、

「以前に行っていたサロンでは、前処理をしないで、いきなりカラー剤を塗布していた!」

ということを度々お聞きすることがあります!!

美容室(サロン)で、カラーの前処理をしているか?していないか?

はとても分かりやすいですよ!!

前処理をしている場合は、カラー塗布の前に、(画像-1)(画像-2)のように、スプレーやフォーマー、乳液状のトリートメント剤等を塗布し、加温や加湿放置を10~15分位してから、(画像-3)のように、カラー剤を塗布し始めます。

(画像-2)

前処理をしていない場合は、ドライの状態で、(画像-3)のように、そのままカラー剤を塗布し始めます。

(※前処理している場合、していない場合どちらも、スタイリング剤等が付いている場合等は、前処理の前にシャンプーをする場合もあります。)

(画像-3)

もし、ご自身が今現在行かれているサロンさんで、前処理をしていない場合、上記の理由で髪内部の栄養分がシャンプー時に流出してしまいます!

では、もしサロンで前処理をしていなかったら、どうしたらいいのか???

その答えは、サロンでカラーリングする前日までに、ご自宅でホームケア製品で前処理をして、出来るだけ疎水毛(健康毛)に近づけ、良いコンディションでカラーリングをしてもらう事です!!!

そうすることで、髪内部の栄養分の流出を極力防ぎながら、カラーをしてもらうことができます!!

疎水(そすい)について詳しくはコチラ

ご自宅で前処理をする場合も、カラー施術の1日や2日前にホームケアをし始めても、すぐには疎水毛(健康毛)に近づけることはできませんので、

最低でも1ヵ月前からホームケアを行い、良いコンディションでカラー施術されることを是非おススメ致します!

ご自宅で、前処理をするポイントは、ナノ化CMCとPPT(ケラチンタンパク質)を効果的に補充できるホームケア製品を、毎日継続して使う事です!

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