前回のブログに引き続き、ダメージ毛の種類と原因についてお話ししたいと思います。
今回は、うねり毛(ダメージと髪質が合わさった異常毛)についてお話します。うねり毛は、ダメージによりキューティクルが減ることで、毛髪内部のコルテックス(タンパク質部分)が偏って起こるうねり(※水素結合性のクセ)です。これは、キューティクルの損傷により内部に隠れていたクセが表面化して起こるためです。
※水素結合・・・水が毛髪内部に入ることで切断され、乾かすことにより再結合します。
ウエットの状態ではまっすぐですが、乾くとクセが出るタイプです。クセのある髪は内部のコルテックス領域(タンパク質部分)に偏りがあり均一ではない為、光が乱反射しツヤがでません。※直毛の方は正反射(整反射)するためツヤがでます。
前処理で、偏りの原因となっている、パラコルテックス(硬い芯のようなタンパク質部分)を還元剤(硬くひきしまってるタンパク質部分を緩める薬剤)緩めてから、※ベーストリートメント(内部&外部補修&疑似キューティクル)を行い疎水(健康な状態)に近づけます。うねり毛の方に前処理を行わないでベーストリートメントを行っても、パラコルテックス部分にトリートメント成分が浸透しづらく、内部補修効果が低下してしまうため前処理+ベーストリートメントを行います。
くせ毛(うねり毛)の方でサロンでトリートメントしてもすぐに効果が落ちちゃった!なんて経験ある方いらっしゃいませんか???上記の理由が原因かもしれません。まだまだ、前処理トリートメントをされているサロンさんは少ないと思いますが、ダメージの改善が見られない方は、ヘアクリニックサロン ルーネラパンのトリートメントを是非是非、おススメいたします。
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※ベーストリートメント・・・・前記ブログ参照
次回ブログで、軟毛の髪質改善法についてお話します。