本当に内部補修ができるための絶対条件!!!

 

こんにちは!毛髪診断士の鈴木です。

今回は、本当に内部補修ができるための絶対条件!!!について、お話します!

前回ブログで、

毛髪内部に浸透するためには、「CMC」

(【画像ー1】毛細血管のように張り巡らされた路)を

通って内部に入って行かなければなりません。

 

【画像ー1】

 

 

つまり、「CMC」の路幅より大きいサイズの物は内部に浸透することは、

物理的に出来ないというお話しをしましたが、

では、どのくらいのサイズであれば、毛髪内部に入って行けるか?というと、

ナノサイズでなければ浸透できないという試験データがあります。

 

 

ナノサイズとは1ミリメートルの1,000,000の1(百万分の1)の大きさです。

 

1ミリメートルの1,000,000の1(百万分の1)の大きさと言われても、

ちょっとピンときませんよね?

 

身近なもので例えると、

【画像ー2】髪の毛を輪切り(断面)にした直径を

 

【画像ー2】

【画像ー3】車(一般的な乗用車)の前から後ろまでの長さ(約4m)に例えると

 

【画像ー3】

ナノサイズは【画像ー4】ゴマ(約1~2mm)、

 

【画像ー4】

 

ナノサイズの1000倍のマイクロサイズ

1ミリメートルの1,000の1(千分の1)の大きさは

【画像ー5】卓球用ボール(4cm)の大きさになります。

 

【画像ー5】

 

ナノサイズが毛髪に比較して非常に小さいことがわかりますよね?

 

【画像ー6】は粒子のサイズを変えたときの毛髪への

浸透性を脂溶性蛍光色素を指標として試験した結果です。

 

【画像ー6】

※(左)ナノサイズ(ゴマ)/(中)マイクロサイズ(卓球用ボール)/(右)未処理

 

ナノサイズ(ゴマ)CMCはよく浸透しますが、

同組成でもマイクロサイズ(卓球用ボール)としたものはほとんど浸透しません。

 

車の長さに対して、卓球用ボールでも、かなり小さいサイズだと思いますが、

上記試験結果からも分かるようにマイクロサイズでは、

キューティクルの少し内側までは浸透しますが、

毛髪内部(深部)までは浸透できません。

 

つまり、本当に毛髪内部(深部)まで浸透するには、

どんなに良い成分でもナノサイズでなければ浸透することが出来ないということです。

 

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