この話を聞いて、ビックリ!!!される方も多いと思いますが、実は、まだまだサロンカラーでも、残留アルカリ、残留過酸化水素除去をしていないサロンが、かなり多いのが現状です!
なぜ、残留アルカリ、残留過酸化水素除去をしていないサロンが、こんなにも多いのか?というと、主な要因は2つあります。
1つ目の要因は、カラー剤を製造している多くのメーカーが、残留アルカリ、残留過酸化水素除去をカラーの施術工程に入れていないからです!
つまり、カラー製造メーカーの施術工程通りにカラー施術をすると、髪と頭皮にアルカリと過酸化水素が残留してしまいます。
しかも、厄介なことに、残留アルカリも残留過酸化水素も目には見えません!!!
僕も、自分でサロンをオープンする前に、東京で10年程(5店舗のサロンを回り)学んできましたが、5店舗すべてのサロンで、残留アルカリ、残留過酸化水素除去をしていませんでした!
その当時は、メーカーの施術工程通りにカラー施術しているのに、まさか髪と頭皮にアルカリと過酸化水素が残留しているとは、恥ずかしながら、知りませんでした。
その当時、自分では勉強してお客様にベストの施術をしているつもりでしたが、薬剤について深く学んだ、今現在からみると、当時はとても無知でした。
当時の僕と同じようなスタイリスト(理・美容師)さんが、まだまだ多いのではないでしょうか?(自分自身では、お客様に対して、ベストの施術をしているつもりが、薬剤の髪や頭皮に対しての詳細な作用を知らない)
ですから、残留アルカリ、残留過酸化水素除去をしていないサロンがこんなにも多いのでしょう。
薬剤について深く学んでいる中で、なぜ?カラー製造メーカーがカラー施術工程に残留アルカリ、残留過酸化水素除去を入れていないのか?
不思議に思った僕は、大手カラー製造メーカーA社の方に直接聞いてみたところ「サロンで、カラー時に残留アルカリ、残留過酸化水素除去をしなくても、1週間位で、残留アルカリ、残留過酸化水素は少しずつ自然と抜けますから、当社では、残留アルカリ、残留過酸化水素除去に重きを置いていませんので、施術工程に入れていません」という回答でした。
僕はとても驚きました!!!
1週間位で、残留アルカリ、残留過酸化水素は少しずつ自然と抜けるなら、カラー施術時に、残留アルカリ、残留過酸化水素除去をしなくてもいいんじゃない?っと、思った方もいると思いますが、裏を返せば、カラー施術後、1週間は髪と頭皮に残留しているという事です。(※残留アルカリ&残留過酸化水素は普通(一般的)なシャンプーでは除去できません!)
つまり施術後、特に1週間、髪と頭皮に多大なダメージをあたえ続けるという事です!
(カラー施術後に、残留アルカリ、残留過酸化水素除去をしないで残留成分が自然に抜ける(ほとんど抜ける)まで、1か月くらいかかります!)
2つ目の要因は専門学校で薬剤について、大まかな事は習いますが、薬剤の成分やその薬剤の使用方法、髪や頭皮にどのような作用があるか?等、詳しい事を教えてくれない為、薬剤の成分、作用等、深く知らないまま、卒業&サロンに就職してしまうからです。
自分が通ってるサロンはカラー施術時に、残留アルカリ、残留過酸化水素除去しているのだろうか?
と不安な方がいると思いますが、残留成分は目に見えないので、とても厄介ですが、もし、カラー施術後に、髪がバサバサになってしまったり、手触りにザラつきが出たり、すぐに色が抜けてしまう(退色が極端に早い)方は、今通われているサロンで残留アルカリ、残留過酸化水素除去をしていない可能性が非常に高いと思われます。
では、そのようなコンディションの方が、どうやって残留成分を除去したらよいか?
具体的な処置方法をお伝えします!
その方法は、残留アルカリ、残留過酸化水素除去ができる専用のシャンプーで残留成分を除去し、そして、内部成分が流出し、バサバサになってしまったり、手触りにザラつきが出てしまった状態の髪にタンパク質や油分を補いコンディションを整えるリペアパック(トリートメント)をサロンカラー直後から、ご自宅で特に1週間集中的に使用していただくことが、一番の処置方法です。
カラー施術後に、髪がバサバサになってしまったり、手触りにザラつきが出たり、すぐに色が抜けてしまう(退色が極端に早い)方におすすめの商品はカラー&パーマ専用ケアセットです。
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毛髪診断士 鈴木 保史