ホームカラーは絶対にやめましょう!!!

ホームカラーとサロンカラーの違いは色々ありますが、一番の違いは施術方法です。

前後中間処理で、いかに髪を傷めないようにカラー施術をするか?しっかりとカラー剤を毛髪内部に定着させるか?

キューティクルを剥がさないようにカラーするか?残留アルカリや残留過酸化水素、アレルギーや炎症の原因となる染料中間体を髪から除去するのか?それが出来るのがサロンカラーです。

特にグレーカラーをなさる方は年配の方が多いので、頭皮も気にされている方が多いと思います。

残留アルカリは頭皮の炎症や乾燥、シャンプーのたびに毛髪内部のタンパク質や※CMCなどの間充物質が流出しダメージが進行します。

残留過酸化水素の頭皮への影響は、毛穴から出た皮脂が酸化されて過酸化脂質に変わり、毛乳頭の細胞を傷つけるために、薄毛の原因になり、毛髪内部では、徐々に分解し活性酸素を発生させるため、メラニンの分解が進み髪を明るく(退色)していきます。

ヘアクリニックサロン ルーネラパンでは、パーマ、カラーなどの全ての施術の後処理で、※ヘマチンや※酸リンス(※キトサン入り)でしっかりと、残留アルカリ、残留過酸化水素を除去しています。

後処理剤などの毛髪処理剤はサロン専売品のため、市販では販売されていませんので、ホームカラーは値段も安くお手軽に染めることはできますが、残留アルカリ や残留過酸化水素等は除去できませんので、頭皮と毛髪に多大なダメージを残すことになりますので、絶対にやめましょう!!!

※CMC・・・接着成分(詳細は前記ブログ参照)

※ヘマチン・・・動物の血液中に存在する成分で、パーマやカラーで残留する過酸化水素を除去する効果、パーマの持ちを良くする効果、カラーの退色を防止する効果があります。

※酸リンス・・・パーマやカラーはアルカリに調整されることが多く、毛髪や頭皮がアルカリに傾いたままではダメージの原因となるため、アルカリを除去するために用います。

※キトサン・・・カニの甲羅から得られる天然のポリマー。擬似キューティクルを形成し、毛髪内部のタンパク質等が流出しないようにコートし、毛髪をダメージから守りツヤを与えます。