身近なもので髪を知る!part 4

前回に引き続き、毛髪に大まかな構造が似ている海苔巻き(サーモン巻き)で説明したいと思います。

今回はダメージレベル5~6 スーパーダメージ毛についてお話ししたいと思います。

写 真はダメージレベル5~6 スーパーダメージ毛のイメージです。

 

スーパーダメージ毛(吸水毛)はゴワついて硬く、オイル分もなく、切れ毛が多く、水に濡らすと溶けるよう な感じで、引っ張ると伸びます。写真のように、キューティクル(海苔)が殆ど剥がれてしまい、タンパク質(ご飯粒)やCMC(接着成分)がなくなり、内部 のほとんどが、空洞化(ダメージホール)している状態です。

 

ダメージレベル5~6でパーマをかけた場合・・・・キューティクルが無いため、薬剤(パーマ液)の浸透が早過ぎ、チリつきリッジが出ない。すぐにダレる。

 

ダメージレベル5~6でカラーをした場合・・・・・・・発色はするがほとんど定着しない。

 

※ダメージレベル5~6 スーパーダメージ毛にパーマやカラー施術をすることは不可能です!!!
ダメージレベル5~6のお客様には、毛髪内部の骨格部分からの補修が必須ですから、2週間~1か月に一度定期的にサロントリートメントをしていただき、更に集中補修が出来るホームケア製品(スーパーダメージケア・アイテムが全て揃ったプレミアムセット)を継続使用して頂くしか、他に手段はありません。(あとは、ダメージレベル5~6の部分をカットするしかありません。)