パーマにおける中間水洗の重要性!!!

パーマにおける中間水洗とは・・・・パーマをかける際に前処理後、ロッドを巻いた後、パーマ液(1液)をかけて放置しますが、その後ロッドを巻いたまま水洗する事をいいます。

※通常シャンプー台で行いますが、アプリケーターで行う場合もあります。
中間水洗の目的は、パーマ2液(酸化剤)の塗布前に、パーマ1液(還元剤やアルカリ剤)を髪からできるだけ除くことです。

中間水洗が不足するとパーマ1液が毛髪内部に残留し、軟化が引き続き起こり、過軟化になることがあります。そうなるとパーマがかかり過ぎたり、または、髪のコシが無くなることでウェーブがダレたり(パーマがとれやすい)などが起こります。特に毛先のキューティクルが過剰に立ち上がり毛先のザラつきを誘発しダメージの原因になります。

ダメージレスパーマ、トリートメントパーマ等のメニューでパーマされているサロンさんでも、中間水洗をされていないサロンさんが、まだまだ、多いのが現状ではないでしょうか?(僕も、自分でサロンをオープンする前に、東京で10年程(5店舗のサロンを回り)学んできましたが、5店舗すべてのサロンで、中間水洗をしていませんでした!)

自分では勉強してお客様にベストの施術をしているつもりでしたが、薬剤について深く学んだ、今現在からみると、恥ずかしながら、当時はとても無知でした。

ですから、前後、中間処理でどんなに良い処理剤を使用しても、中間水洗をしていないと必ず、ダメージの原因になります!

※化粧品登録の髪にやさしいパーマ液(コスメ系、システアミン系等)でも中間水洗は必須です。

あなたの通っているサロンさんは中間水洗されていますか???