こんにちは!毛髪診断士の鈴木です。
今回は、ストレスによって消費される栄養成分について、お話ししたいと思います!
ストレスがかかると、体内のあらゆる栄養素が血液中に動員され、筋肉や脳、副腎といったストレスと戦う組織へと優先的に送られる一方で、他の組織は栄養不足になります!
また、全身の細胞を構成するたんぱく質は合成と分解を繰り返しながら、新陳代謝を活発に行っていますが、空腹時にストレスがかかると、体のタンパク質を分解してエネルギーを生産するようになり、全身のたんぱく質不足が起こります。
とくに、消火器や皮膚のたんぱく質不足により、胃潰瘍や肌荒れが起こります。さらに、ストレスが長期にわたると、筋肉、脳、副腎のたんぱく質まで消耗され、ストレスの抵抗力さえ弱まってしまいます!
他にも、精神的・肉体的なストレスを受けることで、カルシウムとマグネシウムは尿中排泄量が増え、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、鉄の腸管での吸収が低下してしまうなど、ストレスはあらゆる栄養素の不足を招いてしまう原因となるのです!
また、ビタミンCは、体内の多くの化学反応に関与しています。例えば、ストレスを感じると、副腎皮質から分泌されるホルモンの合成が促進されます。
つまり、ストレスが増えると、ホルモンを合成するために、ビタミンCが多く消費されてしまいます!
ビタミンCは、腸管での鉄の吸収を高める、コラーゲンの合成には不可欠、シミやソバカスの原因となるメラニン色素の生成を抑える、体内に侵入したウイルスに対抗するインターフェロンを作るなど、健康から美容に幅広く役立つ万能選手です。
このように、体内でとても重要な役割を果たしているビタミンCですが、水溶性なので体内に必要な分だけ使われると、残りは汗や尿として捨てられてしまうのです!
野菜にも多く含まれていますが、水にさらしたり、熱を加えると失われてしまうので、手早い調理が必要なわけです。
日常生活でビタミンCを出来るだけ摂取する食生活を心掛けましょう!
※ビタミンCを効率よく摂取できるおススメの9食品※