クセ毛の原因は大きく分けて３つあります。原因が違うのであれば、その対処方法も変わってきます！！

クセ毛は・・・

１．波状毛（はじょうもう）という、シスチン結合が強く影響して起こるクセ

２．うねり毛という水素結合が強く影響して起こるクセ

３．縮毛(しゅくもう）というシスチン結合と水素結合の両者が強く影響して起こるクセに大別されます。

毛髪診断では、ドライとウエットのクセの状態で見分けることができます。具体的には、シスチン結合のクセの特徴はドライでもウエットでもウエーブが変わらない、水素結合のクセの特徴はドライとウエットでは形がかなり異なることで区別できます。

そして、水素結合のクセの中で、ドライのクセがウエットで直毛（ちょくもう）になる毛をうねり毛、波状毛になる毛を縮毛といいます。

※毛髪の結合は大きく分けてイオン結合、水素結合、疎水（ソスイ）結合、共有結合の４種類があります。水素結合は、水が入ることで切断され、乾かすことにより再結合します。

シスチン結合は共有結合のひとつですが、還元剤（パーマ、ストレートパーマ、縮毛矯正の１剤等）により切断、結合が繰り返され、酸化剤（パーマ、ストレートパーマ、縮毛矯正の２剤等）でフリーのシステインが再結合されます。（システインとシステインが結合してシスチン結合になります。）

次回ブログで、波状毛の原因と対策についてお話ししたいと思います！