カラーリング後のホームケアには3つのポイントがあります!!
今回は2つ目のポイントについてお話します。
2つ目は、カラー施術で流出してしまった内部物質を一刻も早く、補給することです!
流出してしまった内部物質とは・・・髪の主成分のケラチンタンパク質やCMC(毛髪内部の油分(接着成分))等です!
カラー施術ではメラニンホールやダメージホール(毛髪内部の穴)が生成されます。そのままにしておくと、穴のまわりから内部物質が、シャンプーをするたびに流出してしまいますので、PPT(小さくしたタンパク質)を補給して穴を埋める必要があります。
また、カラー剤に含まれるアルカリ剤は、髪の油分を奪う傾向が高いため、髪のCMC等の内部物質が流出し、CMC等のオイル補給を行わないと、油分不足で柔らかさがなくなり、バサバサした硬い質感になってしまいます!
(図ー1)
(図ー1)のように、髪の脂質(CMC)組成のうち3分の1以上はコレステロール類です!(髪内部の油分はコレステロール、セラミド、18MEA等で構成されています)
(図ー2)
(図―2)のようにカラーリング施術後はコレステロール量が減少してしまいます!コレステロール量が減少すると、毛髪内部の水分量も減少してしまいます!
さらに、CMCは髪の主成分のケラチンタンパク質同士、タンパク質とキューティクルを繋ぎとめる接着剤の役割もあるため、補給を行わないと、どんどん枝毛、切れ毛になってしまいます!!
近頃では、サロンカラーの前後、中間処理で、PPTやCMC補給を行うサロンさんが増えてきていると思いますが、中には、まだ充分に前後、中間処理を行っていないサロンさんがあるのも事実です。
サロンカラーでPPTやCMCを補給している・していないにかかわらず、(※サロンでPPTやCMC補給をしっかり行っていたとしても)特にカラーリング施術後の1週間は髪がとてもデリケートな状態にあるため、カラー施術後のホームケアで、PPTやCMCの補給をすることは、良いコンディションを保つため又コンディションを改善するため、色持ちを良くするためにも、とても重要です!
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