※ 本来の髪は含水量を自動調整する力がある!!!
ダメージが蓄積されて水を吸いやすくなった髪は、逆に乾燥すると水を保つこともできなくなっているために、著しく乾燥した髪になります。
肌も水分含量が10%以下になると、しもやけやアカギレ状態になり、このような状態が続くと肌と同様に髪のダメージは加速的に進行します。
ダメージ補修の髪の性質として、「水が多いときには水を放し、水が少なくなると水を保つ髪に戻す」ということが大切なのです!!
※本来の髪は自分の皮脂を毛先まで搬ぶ力がある!!!
キューティクルの表面には皮脂を髪表面に広げながら、髪の先端まで運搬する構造を持っています。
この仕事をしている物質が※18-メチルエイコサン酸(キューティクル表面にある産毛の様なもの)です。
パーマ剤やカラー剤に含まれる、アルカリはキューティクルの表面にあった18-メチルエイコサン酸(産毛)を刈り取ってしまい、皮脂の通り路を壊してしまいます!
この破壊は、髪のバリア機能が低下するだけでなく、肌や髪を保護している皮脂を搬べなくしてしまいます!
その結果、枝毛や切毛が進行しやすい髪になり、ダメージは加速的に進行します!!
ダメージ補修の最終仕上げの形として、キューティクルの表面に皮脂を搬ぶ能力を付与しておくことが、とても大切なのです!
※18-メチルエイコサン酸・・・・・詳細は前記ブログ参照
※対策※
対策1・・・パーマ、カラー施術の際に失われる18-メチルエイコサン酸を前後中間処理で補う。
(※ヘアクリニックサロン ルーネラパンではパーマ、カラー等の前後中間処理で18-メチルエイコサン酸を含む処理剤で補修しています。)
対策2・・・18-メチルエイコサン酸を含む、ヘアケア剤(シャンプー、トリートメント等)を毎日のホームケアで使用し補修する。
18-メチルエイコサン酸を含む、ヘアケア剤(シャンプー、トリートメント等)ルーネラパン オンラインストアからご購入頂けます!!
ちなみに、市販のシャンプー、トリートメント等には18-メチルエイコサン酸配合の商品は、僕が知る限り99%ありません!!サロン専売品でも、なかなかありません!!!
毛髪診断士 鈴木 保史